呑み喰い処 ろくもん銭（せん）

開店したのは33年前。当時のこの場所は、道路も整備されていなかったというから驚きです！気さくなマスターをお店で支えるのは妹さん。兄妹げんかしないんですか～？などと聞いてしまいました。「するよ！」と答えたその顔は、笑顔♪
まずは生ビールでお疲れ様～。（というか、取材スタート！）お通しは、焼きネギと魚の南蛮漬け。ピリ辛でビールに合います。
最初に注文した｢自家製〆さば｣はお酢加減がいい塩梅♪厚切りでもあるので、鯖の甘みがほんのり、旨味がしっかり味わえます。
そして今日の「本まぐろ」は赤身。中トロで出す時もあるのだそう。赤身だからこそできるこのボリューム！中トロならこの大きさでは出せないよと笑うマスター。赤身でOK！食べ応えあります！

お酒は、国稀ー鬼ころしー（冷）と山廃純米｢美田｣（燗）。料理は「豚の角煮」。甘辛でやわらかく煮込まれた豚肉と、その味が染みた木綿豆腐とごぼう。からしを添えて食べると、それはもう室蘭のソウルフード的な味♪燗酒にも最高。
次の料理は「揚げ出し豆腐野菜あん」。これは優しい薄口の味。揚げたお豆腐の衣は、野菜あんを纏ってしっとり。和食ってイイな♪そう思わせてくれるひと品です。
お魚料理は「ババガレイの煮付け」。煮汁は色が濃く、一見すると塩辛いイメージ。でも、安心してください！魚の身をほぐすと、真っ白でふっくらしっとり。煮汁を少しずつつけて頂きます。燗酒もう1本つけて下さい！魚の煮付けと燗酒がサイコーだねぇ、なんて、あー…そういう年齢なんですわ。本当に美味しいですよ♪

最後にすっきりとデュワーズハイボールとパンチレモンサワー。そして、やきとり4種。ささみ梅・とり串・アスパラロール・チーズロール。ささみ梅も、とり串も焼き上がりはふっくら。とり肉のジューシーなうま味を閉じ込めています。梅がさっぱりとして好きだな♪アスパラロールとチーズロールは豚バラで巻いています。アスパラの甘みや歯ごたえを残し、チーズはしっかりと元の形を保っているのに口の中ではとろりとします。この食感はちょっと驚き☆
今夜も美味しくいただきました。お腹も大満足♪お会計は２人で10,967円なり（生ビール2、日本酒3、サワーとハイボール3）。
雑炊や握り、パスタや蕎麦、モツ鍋まで様々なメニューがあるので、お酒を飲まない人でも満足できるお店です☆
もちろん法事や会合、宴会などのご希望も是非お問い合わせください。