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地域によってさまざまな表情を見せるアジアの国々。その多様性は、料理にも他にはない個性をもたらします。スパイスやハーブを効かせた風味豊かなエスニック料理、野菜をたっぷり使ったヘルシーなひと皿、彩り鮮やかでフォトジェニックな見た目もはずせません。
さあ、あなたも、異国情緒漂うアジアの香りを感じてみませんか。
インド料理、中華料理、チベット料理が融合された独自の食文化。適度な香辛料と、野菜が比較的多いのが特徴。カレー、ダル（豆の煮込み）や、野菜炒め、主食は粘り気の無いインディカ米のほか、ナン、チャパティーが一般的。
生春巻、お米の麺を出汁のきいたスープで食べるフォー、ベトナム風サンドイッチのバインミーなどは日本でも人気。穀物に野菜を添えるスタイルが主流で、油をあまり使わないスープや煮込みなどヘルシーな料理が多い。
中国やミャンマーなど周辺諸国の影響を受けており、香辛料やハーブを多用した、辛さだけではない複雑な味わいと華やかな香りが特徴。タイカレーやトムヤムクン、パッタイといった日本で馴染みのある料理も多い。
インドネシア風チャーハン「ナシゴレン」。焼きそば「ミーゴレン」など、日本でなじみの料理も多い。唐辛子、玉ねぎ、エビのペーストなどで作られた「サンバル」という辛みの強い香辛料を利かせた料理が多いことも特徴。